約 3,156,815 件
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/5635.html
今日 - 合計 - キャプテン翼IV プロのライバルたちの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時01分01秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/3523.html
キャプテン翼III 皇帝の挑戦 【きゃぷてんつばさすりー こうていのちょうせん】 ジャンル スポーツ・シミュレーション 対応機種 スーパーファミコン メディア 8MbitROMカートリッジ 発売元 テクモ 発売日 1992年7月17日 定価 8,900円(税抜) 判定 良作 ポイント 時事ネタを取り入れた良ストーリー簡単すぎず難しすぎずの難易度対戦モードを初実装 キャプテン翼シリーズリンク 概要 特徴 評価点 賛否両論点 問題点 総評 その後の展開 余談 概要 名作と名高い『キャプテン翼II スーパーストライカー』の続編が、満を持してスーパーファミコンに登場。 ストーリーは前作同様にゲームオリジナル展開で、ドイツが開催したユース大会『ユニバーサル・ユース』を巡る物語。 本作から現実世界における東西ドイツの統一が作品世界にも反映され、西ドイツユースがドイツユースになった。(*1) 特徴 FC時代に完成されたシステムは、より強化された上でほぼそのまま継承されている。ゲームボーイで発売された『キャプテン翼VS』の要素も一部追加された。 VSまではゲームの再開はスコアメモ(パスワード)を使っていたが、今作からセーブ方式になった。データファイルは3つ。 これまでの作品から能力値設定の見直しが行われ、ガッツを除くステータスの成長は全選手・全パラメータで1レベルアップにつき1ポイント上昇する形に統一された。これにより選手間の能力格差が縮まった。 前作までと比べてGKの飛び出しやシュート&ドリブルに備える能力が後半も伸びるようになったため、高レベルで直接対決に持ち込んでも簡単には得点できなくなった。 GKがバランスを崩したり、倒れた時の能力低下がこれまでと比べて緩和された。 IIで強すぎたスルーが弱体化され、IIでは簡単にできた「空中でGKの飛び出しを誘い出してスルーし、ゴールを空っぽにする」戦法が取りにくくなった。 新必殺技が多数追加された。従来の必殺技の強化版から、それまで使えなかった系統の必殺技の補強など、バリエーションは豊か。 演出面が強化され、特定キャラ専用のカットインが増加した。 IIでは若林のみだったクリティカルセービング時のカットイン(*2)も全ての主要GKで発生するようになった。 全体コマンドが追加され、チーム全体に指示を出せるようになった。 チーム全体のラインを下げる「みんなもどれ」は誰でも無制限に使用可能。 翼や日向などの一部選手はガッツを消費して自分のドリブル速度を上げ、チーム全体のラインを押し上げる「みんなあがれ」が使える。松山は専用コマンドで「なだれこうげき」を自発的に再現できるようになり、三杉は同じ効果の「ファストブレイク」を使えるようになった。 ただし、「みんなあがれ」を使えるのは、対象となる選手を5番・8番・9番・10番のいずれかのポジションに据えた時だけである。また「DFオーバーラップ」を指示できるようになり、DFの攻め要員起用も容易に。 これにより、従来作では敵専用だったフィールド上でのドリブル倍速がプレイヤー側でも使えるようになった。 「なだれ攻撃」「ファストブレイク」は本人のみが必殺技級にガッツを消耗するが「みんなあがれ」「みんなもどれ」は全員のガッツを均等に少量消耗する。 こちらがドリブル中に複数の敵と接触した時、敵ごとに個別にコマンドを選択できるようになった。これにより、ドリブルで抜いた後にパスやシュートができるようになった。 必殺ドリブルは消費ガッツが下がった代わり、敵一人ごとにガッツを消費するようになった。通常のドリブルも同じく、敵一人ごとのガッツ消費。 敵との接触時に、敵選手のレベルやステータス、必殺技の有無を確認できるようになった。 VSからの追加要素・変更点 2PやCOMとの対戦モードである『オールスターモード』が追加された。VSで初採用された対戦モードを更にブラッシュアップしたものとなっている。レベルはセーブファイルで最も高いものに合わせられ、本編の攻略に伴って必殺技が追加されていくようになった。 2P対戦モードではコマンド入力が『十字ボタン+A・B・X・Yボタンのどれか』と言う形に変更されており、画面だけではどのコマンドを入力したのかが分からないようになっている。 また、本作ではオールスターモード専用の必殺技も用意されている。 ミーティングや全体コマンドなどで敵選手にマークがつけられる様になった。VSと異なり、味方選手一人につき敵選手を一人マークさせ、その選手の近くへ張り付かせる方式に変更された。以後のテクモ版でもマークはこの方式で定着している。 VSで一旦撤廃されたロスタイムや、反則などの試合中のハプニングが全て復活した。 VS同様、モブ選手にも全て固有の名前が付いた。据え置き機作品では初の試み。 VSにあった天候の概念は不採用となっている。 評価点 試合演出、ビジュアルシーンの強化 2でも相当なものだったが、SFCになったことで、演出面がさらに強化されている。 各キャラ固有のカットインが大幅に増えた。 ダイナミックなアニメーションや演出がこれでもかと使われている。前作でもあった「○○くん ふっとばされた!」も、見ごたえのあるものに仕上がっている。特にフィールダーとGKで演出が違うのが見どころ(本作ではGKのみ「○○くん ふっとんだ~!」に変わり、演出も異なる) 敵チームのメンバー全員に名前がついた。 前作までは主要キャラを除いて「てきの○ばん」や「てきのキーパー」と呼ばれていたが、今作からは全員固有名詞となっている。 一部でカルト的な人気を誇る「ボッシ」「アモロ」など、原作登場ながら前作まで上記の扱いになっていた者も原作通りの名前で参戦している。 イベント密度が濃く、練りこまれたゲーム進行 ほとんどの試合で何らかのイベントが用意されるようになり、今までの作品でありがちだった淡々とした消化試合がほぼなくなった。 ストーリー前半は翼率いるサンパウロFCを中心に海外で活躍する日本の各選手(岬、日向 若島津、松山、若林)の試合をプレイする。 今までは同じチームで一つの大会を最後までプレイしていたため、どうしても展開が単調になりがちだったが、サンパウロの試合の合間に他の選手たちの試合が入ったため、中だるみせずプレイできる。 海外遠征編はチームによって違う戦略を要求される。例として岬のシャンゼリゼはナポレオンがいる代わりGKのジュストが非常に弱く、岬とナポレオンの二人で協力することが重要。若林のハンブルガーSVはIIにいた名有り選手(カルツ、メッツァ、カペロマン)がストーリーの都合で全員不在のため、モブ選手(*3)だけでゴールを奪いに行かなければならない。(*4)シュナイダー以外の選手の戻りが異常に遅い為シュート撃ち放題ではあるのだが。 またこの時にドイツ陣が研修という名目で敵として登場し新必殺技等を披露することで今回のドイツの強さを引き立たせている。 ストーリー後半の全日本編も前作までは最初からフルメンバーだったが、今回はストーリーの進行具合に応じて順次合流していく展開になった。 今まではやりこみプレイでしかお呼びではなかった控えメンバーにも(あくまでつなぎ程度だが)スポットが当たるようになった。 メンバー合流後も様々なハプニングの発生により、前作までのようにスタメンが固定しにくくなっている。フルメンバーが揃うのは終盤のフランス戦になってからである。 試合総数はIIよりやや少なくなっているが、1試合にかかる時間がやや増えたので体感的な総プレイ時間は大きくは変わらない。 秀逸なオリジナルストーリー テクモのオリジナルストーリーは引き続き良い出来栄え。最初から最後のラストバトルまで、物語は一貫している。 前作ではオリキャラに見せ場を譲ることになったドイツユースにスポットが当てられ、見事に面目躍如を果たすことに成功している。原作ファンにも嬉しい作りである。 他にも原作で少しだけ名前の出たキャラクターもしっかり登場していたりと、原作をしっかり研究して作られている。原作ファンもニヤリとさせられる。 新キャラと既存キャラが双方の魅力を両立というテクモオリジナルストーリーの好評要素は、より磨きがかかっている。 + ストーリーに関わるネタバレ要素あり 前作で翼が修得した必殺シュート『サイクロン』は本作でもストーリーに大きく関わってくる。 本作ではサイクロンに脚へかかる負担が非常に大きい欠点があることが判明し、この欠点の克服や、脚の負担を乗り切れるかが翼にとって大きな試練となっている。 終盤のイタリア戦では翼の脚の負担が限界に達して途中退場するというハプニングが発生し、次のアルゼンチン戦で翼は欠場を余儀なくされる。 だがディアスの前転シュートを見てサイクロンの欠点を克服するヒントを得て、フランス戦で復帰した際に新必殺技『ネオサイクロン』を編み出して復活する。 しかし脚が完治したわけではないため、脚の負担には最後まで悩まされることになるが……。この一連の流れは本作の大きな見所の一つ。 前作で味方になってからは、ほぼいるだけ状態となっていた日向に大きな見せ場が与えられている。 ウルグアイ戦後に視察に来たミューラーにネオタイガーショットを完璧にキャッチされ、怒りと共に自分の力不足を痛感した日向は、修行のため勝手に全日本ユースを離脱してしまう。 だが翼が途中退場して絶体絶命のピンチに陥った全日本ユースの下へ、より強力な必殺シュート『ライトニングタイガー』を引っさげて帰ってくるという、日向ファンには嬉しい展開であり、「走れイナズマ! うおおおお~っ!!」というセリフとともに、強烈なインパクトを見せ付けた(*5)。 なんと石崎までもが(?)必殺シュートを習得する。 ただしこれはそれほどストーリーに大きく絡むイベントでもなく、必要性も薄い(ぶっちゃけ弱い)ため、どちらかと言うとファンサービスの要素が強いか。 ラストバトルはもちろん日本vsドイツ。本作は当時の現実世界の出来事を元に、この二国の選手たちが戦う理由付けがされており、リアリティを感じさせるシリーズ屈指の熱いシチュレーションになっている。 試合前にアナウンサーより『ユニバーサル・ユース』は東西ドイツ統一を記念した大会であることが明かされる。シュナイダーたちは全てのドイツ国民の誇りを背負い、この大会に向けて世界各地で特訓を重ねてきた。 対して日本はプロサッカー発足前の時代であり、この大会での活躍によって設立を目指して戦う。翼たちは日本のサッカーの未来を担っており、互いの負けられない理由がぶつかりあう。 今作登場のオリジナルキャラ 手を使わず、必殺セーブの雷斬脚でシュートを蹴り返すGK「ルー(中国)」、GKとしての能力は最強で必殺セーブ『シャドーシールド』まで持つがスタミナが無く、後半戦で能力がガタ落ちする「ラムカーネ(ベルギー)」(*6)、言動がエセ外人風のナルシストで出る作品を間違ってるとしか思えない上、ドリブル時のグラフィックが専用の物になっている「ミハエル(アメリカ)」等前作とは趣を変えたオリジナルキャラクターたちが登場する。 彼らはあくまで(キャプ翼内での)二流国チームでの登場なので、独自のインパクトを持ちながらも今作のストーリーに関与しない為、原作や前作までのオリジナルキャラ達の個性を奪うようなこともない。 獲得経験値の大幅な増加 前作までは負け越しでのレベル上げ前提の難易度だったが、今作では1試合ごとの獲得経験値の大幅な上昇により、あまり負け越しを気にせずプレイできる。 順当に勝ち進めば1試合で2レベルは確実に上がる。と書けば凄さが判っていただけるだろうか。 あまり現実的でなかった無敗クリアも、稼ぎプレイをしていなくても可能になっている。(もちろんクリアまでにはかなりの数のリセットがいるが) 負けた時の経験値も上昇しており、再試合も楽に勝ち進めるので苦にならない。 従来作で使いにくかった全日本の選手が強化された。必殺ディフェンス全般の強化でDF達はかなり頼れるようになっている。 特に、イマイチな印象が強かった松山の強化具合が群を抜いている。前作はスタメンDFで唯一必殺ディフェンスなしでほとんどボールを奪えなかったが、VSのスライディングタックルを強化継承した「イーグルタックル」を獲得。 ついにプレイヤー側が使用できるようになった「なだれ攻撃」で味方全員をゴール前に送り、自陣から「イーグルショット」(*7)でボールを運ぶという、通称「なだれイーグル」という戦法が猛威を奮った。 コーナーキックや直接フリーキックが敵DFに防がれにくくなったため、これらの場面からイーグルショットを狙いやすくなったのも追い風になった(これらの状態から打つシュートは通常よりも威力が上がる)。 役どころが全日本のキーマンになりやすいことから、「影の司令塔」「キャプテン松山」と呼ばれ親しまれることになった。OPで三杉とともに専用グラフィックで出ているのも見逃せない(*8)。 岬が必殺パスカット技「ムーンサルトパスカット」を習得。十分強かったとはいえステータスや技のラインナップ上は劣化翼であったところを、守備面では翼より強いという差別化がされた。 若島津はさすがにVS程の性能はないが、IIと比べると若林との性能差が縮まり、最後まで十分に使えるようになった。前半は若島津を起用し、ガッツが切れたら若林にスイッチという戦術が実用的になった。 VSで習得した後ろ回し蹴りと手刀パンチングは削除されたが、対空迎撃技「あびせげり」が追加。原作通り空中で競り合った選手を吹飛ばしてゴールを守ってくれる。またセービング失敗時に低確率で手刀を繰り出してボールを弾く隠し特殊技「手刀ディフェンス」がある。 早田は「カミソリタックル」の強化は勿論、「カミソリパス」がほとんどカットされなくなるという大幅強化を受けた。翼が得点役という都合上、意外にも彼がゲームメーカーとして活躍できる。 松山の「なだれ攻撃」や三杉の「ファストブレイク」とも好相性で「なだれ攻撃orファストブレイク発動」→「早田にパス」→「早田が自陣のサイドまで下がって敵を引き付けている間に味方はグングンゴール前に前進」→「カミソリパスでその味方に送る」→「強力なダイレクトシュートのラッシュ攻撃」という合わせ技も非常に有効。 勿論普通ならあからさまにオフサイドだが… 次藤もパワーディフェンス、特に「パワーブロック」の強化でシュートどころかドリブルにもボール奪取しやすくなった。更に「強引なドリブル」が凄まじく強力になり、ボールキープ&切り込み役として早田とはまた違った攻めもできるDFに。 「強引なドリブル」は日向も使えるが、彼は必殺シュートを打たせるためにガッツを温存したいので、これで敵陣を突破するのはおおむね次藤の役割。次から次へと敵を吹き飛ばして突き進む様はまさに重戦車である。 石崎は「顔面ブロック」が浮き球のシュートに対しても使用可能になった。敵のツインシュートやオーバーヘッドキック、必殺ヘディングなどを阻止できる。 立花兄弟は追加技こそないが、やはり「スカイラブタックル」などのディフェンス技が強化。補正が強いので、ステータスの低さを感じさせない守備力。特にゴール前の競り合いで重宝するスカイラブパスカットの消費ガッツが100と大幅に軽減されているので(前作では180だった)、ゴール前の競り合いなどでは積極的にガンガン使っていける。DFで起用して「DFオーバーラップ」機能を利用して「ゴール前のパスカット要員に起用しつつ、いざと言う時に攻めさせる」といった起用もできるようになるなど一層便利になった。 その他、レナートや森崎も若干だが強くなっている。シナリオ上の使用機会は大幅に減ったが、2と違い適正レベルではそこそこ頼れるようになった。 この両名は3が一番強い。森崎はプレイヤーチームの増加により本作から味方最弱GKを脱し、レナートは必殺技はないが若島津に匹敵する能力値とどちらも設定に近い強さになった。弱めの必殺シュートならそこそこ止める。前作経験者なら、初戦からサトルステギとリベリオという必殺技持ちが2人もいるので「最初から大苦戦しそう」と思いがちになるが、このおかげでコリンチャンスが初戦の相手として無難な強さになっている。(*9) ついでに(?)アモロまで強化されており、もはや別人のような守備を見せてくれる。ネオサイクロン初披露で必ず1点奪えるイベントがあるが、それ以外ではなかなかの強さである。もっともこれはアモロ自身の基礎能力ではなく2戦前のイタリア戦で起きる大レベルインフレ(後述)の恩恵に起因するところが大きいが。 レベルアップ速度が上がったり、能力差が少なくなったことで、いわゆる二軍選手でのプレイもしやすくなった。 ニコニコ動画にも最初から最後まで二軍選手でプレイしたプレイ動画がアップされており人気を博している。 全体的な味方の強化により、ゲームバランスは歴代でも随一。全日本もほとんどの選手が活躍できる。 秀逸なBGM テンポよく聞き心地よいBGMは引き続き好評。SFCになったことでよりパワーアップしている。 殆どの曲は本作からの新曲。オープニング、前後半終了5分前、PK戦、ブラジル戦、全日本決勝戦(前作の南葛高校の曲)のBGMは前作からのアレンジ。 全日本ユースのBGMが複数用意されている。場面展開とともに切り替わっていき、物語にメリハリを出している。 特にラストバトルのVSドイツ戦のBGMは評価が高い。敵チームの強さも相まって、プレイヤーに強烈な印象を与えることになった。携帯の着メロでもこの曲が真っ先に配信されていた。 本作では更にアルゼンチンにも専用BGMが追加され、終盤では専用BGM持ちのチームばかりという豪華な展開に。しかし、フランスには専用BGMが与えられていない。 前作同様サウンドテストの裏技があるので、好きな曲を聴き放題。 オールスターモードの追加 各キャラ自由に組み合わせて、オリジナルチームを作って対戦できるオールスターモードが追加された。敵キャラクターを実際に使ってみることができるようになり、楽しみの幅が広がった。 VSではソフト2本&本体2台と通信ケーブルがなければ対戦できなかったが、今回はソフト一本とコントローラー2つあれば対戦可能であるため、特別な準備が必要なくなった(SFCは本体に標準でコントローラーが2つ同梱されていた)。 操作の仕方も、旧来通り(1P時)では相手に見えてしまうため、十字ボタンとA・B・X・Yの組み合わせで選択する形式が取られ据置機にしっかり対応している。 ただしストーリーはなく、一度試合をしたら終わりである。また作成チームをセーブしておく機能もない。 1P側「キャプテンズ」は全日本ユース最終曲、2P側「ウィングス」はドイツの曲が使用されており、ユニフォームもそれぞれのものとなっている。 同点で終了した場合はPK戦になる。 特殊な条件でのみ出せる隠し技が増え、それらを見つける楽しみが生まれた。 若島津の手刀ディフェンスの他、シュナイダーと翼によるコンビ技『ファイヤードライブツインシュート』、オールスターモードのCOM戦で翼と日向を敵にした場合のみ使ってくる『ツインタックル』、エース格の選手が必殺シュートをカットした時に低確率で打ち返す『奇跡のカウンターシュート』等が追加された。 賛否両論点 本作からプレイヤーチームに試合中イベントに関わる選手の強制出場がある。(*10) 前作では全日本で翼を欠場させたのにもかかわらず試合後のイベントで試合中の話をするなど不自然なこともあったため当然の処置ではあるものの、2軍選手のみでのプレイをしようとしていると鬱陶しく感じるかもしれない。一応翼や松山など普通プレイなら絶対に外さないだろう選手が大半。 他にもベルギーユース戦では一時的に大幅弱体化している日向(*11)を必ず使わなくてはいけないなど、外したいのに外せない場面がありもどかしい。 前作までと比較して、パスやシュートの威力を弱める「○○くんにあたって いきおいは よわまった!」が出にくくなった。 前作までは能力が低い選手でも相手の体勢を崩したり、パスやシュート(必殺シュート含む)を自動カットする時にボールの勢いを弱めることが結構あり、ここから次の選手の行動に繋げてカットできる可能性を広げる役割があった。しかし今作では能力差があるとそれが全くと言っていいほどできない。 一方カット側の能力が優位になると、身体に当たると「はじいた!」「○○くん ボールをとった!」が出やすくなり、パス・シュートのカット結果が二極化しやすくなった。 演出が長いのもありこちらの選手が「だが とどかない」になるのが分かりきっている時はややイライラするかもしれない。 この変更はマイナス点ばかりではなく、威力が上昇する直接フリーキックやコーナーキックからのシュートを防がれずにGKまで届かせることが容易になったという利点もある。 なお、IV以後の作品でもパスやシュートのカット結果は二極化しやすい傾向にある。 わかばやしくん ふっとんだ~! 若林の能力がIIと比べてさらに下方修正され、ステータス上での若島津との差はさらに縮まった。更にIIでの他のキーパーよりかなり高確率でクリティカルが発生する特徴も消滅。ペナルティエリア外シュートへの補正、GSGK(*12)はⅣ以降であり、本作は強みに乏しい。 普通に進めていると、まずハンブルガーSVではシュナイダーの必殺シュートでよく吹っ飛ぶ。更に全日本合流後ユニバーサル・ユース初戦のロリマーのバウンドショットでパンチングが届かず失点してしまうことも珍しくない。合流直後でこの有様なので、後の強豪チームの必殺シュートを受けるのは更に厳しい。「ザル林」「俺が止める(笑)(*13)」「帽子をかぶった森崎」などひどい言われようを受けている。 これは普通に進めていると敵とのレベル差が開いてしまうのが原因の一つであり、基本ステータス自体は全GKの中でも高い部類に入る。レベル差が縮まってくれば一部の強必殺シュート以外は止められるようになってくる。 一応、必殺技持ちの若島津に何故か基礎能力から完敗しており、森崎+αの能力しかなかったVSと比較すれば、一応段違いに強化はされているがこれは VSが若林に恨みでもあったのか…いや、 VSでは序盤でプレイヤーキャラとして使えた影響で異常なほど弱く設定されていただけなので、これと比べること自体がそもそも間違っている。 とは言っても、同レベルの若島津が必殺技を使えば1とはいえ数値が上回ってしまう。必殺技の追加で若島津が器用になったのもあり、本作ではガッツ切れにならない限り若島津の方が安定して強い、という評価で固まっている。 そんなわけで若島津の方が強いことに気付いたプレイヤーは正GKに若島津を使ったが、シナリオ上は若林が正GKとされているせいか展開上若林がゴール前に立っているイベントが多く不自然なことに。若林の強制出場があったらそれはそれで困っただろうが。決勝戦の前半終了時には 「あんた出てないってば…」とツッコんだ人多数。 + ミハエルのキャラクター性について 本人は真面目(?)に美しいサッカーをしているだけで意味もないシャワーシーンやグラウンドに白馬に乗って入場する原作のピエールのようにあからさまにナルシストなキャラクターではないのだが、やはりその行動はキャプテン翼の中では相当違和感がある。能力もかなり高く(*14)、必殺ドリブル「ローズダンサー」は全ドリブル必殺技でもトップクラスの性能。 ユニバーサル・ユース本戦では必殺シュート「ローズバスター」を修得する。更にタックルを仕掛けると、確率で彼が新調したばかりのソックスが破けるイベントが発生することがある。こうなるとその怒りでミハエルの各能力が大幅に上昇し、その時点での全日本ユースでは全く手が付けられないほどになってしまう。本戦でのアメリカチームのレベルのまま、ラストのシュナイダーとも渡り合えるくらいと言えばその凄まじさが分かるだろうか。 キャプテン翼の世界観に合わないキャラ設定と妙に高い能力、普通に考えれば反感を持たれる類のキャラクターであるが、初登場当時は原作が終了しており、ワールドユース編も連載されておらずゲーム版しか知らないという人も少なくなかった事と彼が執着する選手は石崎である事、原作にあまり関連がない(*15)アメリカユースの選手で本シナリオにあまり絡まない形での登場である事、あまりにも方向性の違いすぎる行動、言動の為に他のキャラをかませ犬にしたり、持ち味を殺してしまう様な事も無く(むしろ石崎は発奮して必殺技を習得している)コメディリリーフとして違和感無く受け入れられるように配慮されている。 その結果か4と5でも登場し石崎とのコミカルなイベントが発生する。特に5ではワールドユース編の連載の煽りで殆どのオリジナルキャラクターがリストラ、大幅な弱体化される中原作でもやりそうにない間違ったパワーアップ方法で登場するなどテクモスタッフにも気に入られているようだ。 + サッカー選手にあるまじき日向の行動 原作再現の意味もあるのだろうが無断でチームを抜け出すのはサッカー選手としては失格だろう。実際、原作でも中学時代に勝手にチームを離れた事でレギュラーを外され、復帰するまでにひと悶着あったのに、彼は何も学ばなかったのだろうか… ただし、チームを抜け出さずスランプを抱えたままの5ではいないほうがマシと断言できるほどに能力が落ち込んでおり、足手まといにならない為にあえてチームから外れていたのだと言えなくもないが。(*16) そして編み出した新必殺技『ライトニングタイガー』を引っさげてイタリア戦後半で復帰するが、特に反省している様子が見られない。 一連の行動には見上監督も怒りを露わにしているが、日向が戻ってきた時の全日本ユースは翼が負傷退場している危機的な状況のため、勝つことを条件に不問にしている。 ドイツ戦ではライトニングタイガーを撃つとリベンジを狙う日向のセリフが入るが、初めてドイツ戦に着いた段階ではアッサリと止められてしまうことが多い。 しかし台詞を考察すると…日向「ミューラー! てめえの どてっぱらを えぐってやるぜ! くらえええええっ!!」と明らかに殺しにかかっており、ミューラーを狙って打ち込んだのは確実である。 なお、これらの行動は次回作以降も行われていく事となる。テクモスタッフは日向を情緒不安定で浮き沈みの激しい殺人ストライカーと見なしていたのだろうか。そもそも原作でもこんな人物だったので立派な原作再現ではあるが……。 IVでは、翼を逆恨みして必殺シュートで文字通り殺そうとする、ドイツ所属のポブルセンというオリジナル選手まで登場している。 VSで採用されていた新必殺技の多くが不採用となった。 松山や若島津のように名称や形式を変えて採用されたものもあるが、全体で見ると不採用の方が多い。 VSの新必殺技は三杉・ピエール・ディアスの華麗なドリブル、ナポレオンの殺人タックル、シュナイダーのパワードリブルやカイザーアタックなど、IIまで選手が持っていなかった系統を補うものが多かった。 問題点 前作同様、細かい部分ではシナリオの粗も見られる。 + シナリオのネタバレ注意 前述の通り現実世界においての東西ドイツ統一が本作のシナリオにおいてピックアップされているが、元東ドイツ選手と明言されている人物が誰もおらず、肩透かしになってしまっている。 前述のDF3人とMFのフライタークを除き本作からの新キャラはおらず、本作のイベント上で出番があったり必殺技やカットインのグラフィックがあるのは全て原作若しくはIIで初登場の西ドイツの人物。モブが東ドイツの人物だと強引に解釈しても、そのモブ達は必殺技もないため印象が薄く、どう考えても主力は全員西ドイツ勢だろう。ただ当時の巷の認識は「西ドイツ=サッカー」「東ドイツ=バレーボール」という印象が強く、東ドイツのサッカーは最盛期(大体1970年代中期)を過ぎて久しいことなどもあって代表成績でもその差は顕著で統一したばかりの当時は大きく水をあけられていたため(*17)それを鑑みればまんざら不自然でもないのだが旧東ドイツは劣るとはいえ、そのトップ選手ぐらいなら充分レギュラー入りしてもおかしくないだろうし折角「ドイツ統一」をストーリーに取り入れているのだから新キャラとして必殺技やイベント持ちキャラの東ドイツ人を入れた方が、よりフィーチャリングできたことだろう。 IVでようやく東ドイツの主力選手(ドイツ統一によりシュナイダー達と合流した扱い)で必殺技やイベント持ったキャラ「フライハイト」が登場した。 また、シュナイダーがシュート時に今大会に賭ける執念を語るシーン(通称演説ネオファイヤー)では、シェスターは「"シャンペンサッカー"と呼ばれる"個人技"を学ぶ」ためにフランスへ渡ったことが明かされるが、実際のシャンペン(シャンパン)サッカーは「シャンパンの泡のように美しいパスワークを中心としたサッカー」を指し、個人技とはむしろ正反対なスタイルである。 ただし、原作漫画の作中で「フランスのサッカーはヨーロッパでは珍しく個人技主体」と解説されており、現実に沿うか原作漫画に沿うかという問題の結果である。漫画のゲーム化である以上、「原作の設定は非現実的である」とはできなかったのだろう。 ネオサイクロンの設定やモーションが、前作のサイクロンの設定と合わせると矛盾している。 2で翼が生み出したサイクロンは「バックスピンをかけながらボールを蹴り上げ、落ちてきたボールをドライブ回転をかけて蹴る」ことで落下速度とバックスピンによりインパクトが遥かに強力になったドライブシュートを放つ、というものであった。終盤翼はディアスの前転シュートをヒントに、踵で蹴ることでインパクト時の足の負担を軽減することを思いつき、ネオサイクロンに進化させている。 が、このモーションが「蹴り上げるところまでは同じで、その後翼もジャンプし高空から前転で叩き落とす」というもの。キャプテン翼は元々、実現不可能な必殺技が飛び交う試合が魅力ではあるのだが、このネオサイクロンは少し考えただけでも前作の打ち方や原理と矛盾しており、よく突っこまれる。 ヘディングのように空中から叩き落しているため、どう蹴ったところで山なりに降下するドライブシュートの軌道にならない。そのため、ネオサイクロンは「いったん上空から降下し、再び上空に舞い上がり、分身したかのように多数の残像を出しながら再度降下する」という異常な軌道を取る。S字に曲がるダブルイールなど無茶な変化球は他にもあるが、このネオサイクロンは飛び抜けてはっちゃけ過ぎ。 そもそも蹴り方の関係でドライブ回転がかけられない。 空中で上から叩き落とすため「高所から落ちてくるボールを蹴る」という足を負傷したポイント自体がなくなっており、翼の言う蹴る足の位置の変更は特に意味がないものになっている。この点は本作単独で矛盾している。 ただし、「サイクロン=強力なドライブシュート」というのはサイクロンとその使い手ジャイロの伝説を聞いた翼の推測であり、実際のサイクロンは全くの別物であったことが2のエンディングでロベルトによって明かされている。 そのため「負担が少なく、サイクロンの代わりになる強力なシュート」を開発したと考えれば別にドライブシュートでないこと自体は問題はないのだが、どう考えても全く別のシュートであるネオサイクロンを「サイクロンの進化・改善版」として物語上や翼が扱っていることで不自然さが出ている。 4や5では、ネオサイクロンとは別の形でサイクロンを発展させていくのだが、翼の使用するものは実現可能かはともかく、ドライブシュートの強化と考えても矛盾しないものになっている。 シリーズの中では本作のみ、原作初期からのライバルである日向と翼の直接対戦が存在しない。 もちろんオールスターならできるのだがメインのストーリーとして組み込まれていないのはキャプテン翼作品としては少々物足りなさを感じる。 プレイヤーが変更したスタメンを記憶してくれなくなった。IIでは記憶してくれたのだが…。 ただ、本作はメンバーの入れ替わりが激しいため、記憶する意味が少ないと判断されたのかもしれない。それでもポジション替えをしたり三杉をずっとスタメンとして使いたいプレイヤーは不便だろうが。 全日本の初期GKが若島津(原作JY編準拠)だった2までから若林が居る試合は全て彼に変更されるようになっている。…が、よりにもよって若林より若島津の方が実質的に強い本作でそうなったため、若島津に入れ替える手間が増えやすい。 一部はⅡから逆に使い勝手が悪くなっている部分があったり、過剰に弱体化を喰らっているキャラもいる。 立花兄弟+次藤の『スカイラブツイン』が高いボールで打てなくなったため、相対的に高いボールに弱くなってしまった。基礎能力は低いものの「浮き球であれば最強技が安定して高低両方で打てる」というのも彼らの強みであったため、痛い仕様変更。また立花兄弟がいる試合では必ず次藤もいるので威力に劣る『スカイラブハリケーン』と『ツインシュート』の存在意義はほとんどなくなった。実は『ツインシュート』自体は立花兄弟の能力を考慮してか大幅に強化されたのだが、その恩恵を受けたのは元から強い翼と岬である。(*18) 立花兄弟のみならず全体的に低いボールの方が強いシュートが多く、高いボールで強力なのは岬+翼の『オーバーヘッドツイン』や三杉の『ハイパーオーバーヘッド』ぐらい(*19)。リ兄弟(ハンネ・バンクン)の『昇龍脚』やサトルステギの『ダイナマイトヘッド』等吹っ飛ばす系ヘッド等は多少見劣りする上、その使用者は他の状態での技がなかったりでキャラ自身の使い勝手の悪さから使われないことが多い。『オーバーヘッドキック』は使用者は多いもののイマイチ決定力に欠け,その上何故かディアスがこれを使えなくなっているため、高いボールはハズレになりがち(特にオールスターでは)。 ディアスとパスカルの『ゴールデンコンビ』(*20)が削除された。これによってディアスの相棒であるパスカルはさらに不遇になり、必殺技なしのキャラに逆戻りしてしまった。オールスターでも特徴に乏しいためか使用不可になっている。 ピエールとナポレオンのスライダーキャノンがピエールからのみ、かつ地上でのみ発動可能に変更。前作で強すぎた感は否めないとはいえ、『エッフェル攻撃』から高低両方で打てて威力も最強クラスだった前作の頃の怖さはまるで無くなっている。 上記の仕様変更に加えピエールもナポレオンも空中シュートの追加が無いため新ワンツー技の『シュペルエッフェル』があまり活きていない。意味としては「スーパーエッフェル(攻撃)」という意味なのだが、そもそも旧来の『エッフェル攻撃』と何が違うのか分からない上に性能も低いし『エッフェル攻撃』そのものも登場しない。これでどうやってドイツに勝つつもりだったのか(*21)。 ピエールはライバルの岬に勝っている所が無い程度の能力しかなく、必殺技もナポレオンとのコンビ技の他は『スライダーシュート』だけ、シュナイダーやディアスのようなイベントでの強化も無しと不遇な扱い。 ナポレオンの能力は更に低く、得意の『キャノンシュート』もボッシの『サーブルノワール』にすら負ける威力、エースストライカーとしてこれは屈辱だろう…。 前作までと比べてゲームテンポが悪くなった。必殺技はともかく通常のパスでも相手に渡るまでに何度も画面が切り替わるなど、前作のスピード感が失われている。 表現力が上がったおかげでかえって全体的に演出過多になったのが原因。得点に直結するキーパーとのやり取りは緊張感が上がっているとも捉えられるが、特にパスカットやタックルのあたりは大きくテンポを損ねている。 リアルでのプレイ時間も長引く傾向にあり、30分ハーフで延長戦がなかった場合、Iは1試合約12~3分、IIやVSが15分前後で終わるのに対し、本作は1試合で大体20分前後かかる。 キャラのサイズが前作より小さくなっており、表情まで見えた前作に比べると選手がやや迫力に欠ける。 + 終盤戦について。ネタバレあり ユニバーサル・ユース本戦のイタリア戦と最終戦のドイツ戦で、敵のレベルが急激に上昇する。さすがにVSほどのステータス上昇はないが、それでも厳しいことには変わりない。 イタリア戦は翼の脚の負傷が限界に達してしまい離脱するイベントがある上、次のアルゼンチン戦でもその状態を引きずるためかなり辛い。日向が復帰しているのが救いだが、初挑戦の段階では他の選手は殆ど得点できないだろう。 アルゼンチンはディアスを始め強力な選手たちが大勢いる事はもちろん、その他の選手たちの能力がやたらと高い。なんと雑魚全員がパスカル、バビントンと同等の強さを持つ(*22)。GKはヘルナンデスよりだいぶ弱いものの、翼抜きのハンデ戦を強いられる。 フランスはピエール、ナポレオンが前作ほど理不尽な強さでは無くなったが、やはり雑魚が強い。チーム全体に底上げされている。あのアモロですら、原作でのザルっぷりはどこにも見られない。 ドイツはまさに本作最強と言って良いチーム。無限に放たれるシュナイダーのネオファイヤーショットに加え、ライン際から能力が上がった状態でサイドワインダーを打ってくるカペロマン、強烈なブラストヘッドを持つ核弾頭マーガス、ハリネズミドリブルで迂闊に近づけないカルツ、トップスピンパスを操り試合をコントロールするメッツァ、スパイラルパスカットでこちらの行動をシャットアウトしてしまうシェスター、そしてネオサイクロンやライトニングタイガーでさえ高確率で止めてしまう圧倒的な鉄壁ぶりを誇るGKミューラーと強烈な布陣。更にはモブ扱いのDF陣もそれぞれがタックル、ブロック、パスカットのいずれか一つの能力が突出しておりまさに隙が無い。 「ユース代表選手が世界中をサッカー研修のため駆け巡った」という設定に恥じない、最後にして最大の「挑戦」を叩きつけてくる。一見過剰にも思えるほどの強さだが、前作でのブラジルに負けないインパクトとなっているのもまた確か。 幸い今回はレベルが上がりやすく、反則やコーナーキックなどのハプニングから点を得るチャンスもあるので、前作までと比べると同じ試合を繰り返すことは少ない。ただし、無敗クリアに拘るならII以上に厳しい面もある。 ちなみにベルギー戦も敵のレベルが到達時期に対して非常に高いが、こちらはGKラムカーネ以外の全選手の基本能力が極めて低い(*23)上DFの戻りが遅く、肝心のラムカーネも試合終盤になるとガクッと守備力が落ちるため脅威にはならない(*24)。 一部残った経験値の消滅 翼はイタリア戦の後半、日向はベルギー戦後で離脱してしまい、 その時点での経験値は消滅してしまう 。 加入からわずか3試合(その内のベルギー戦はイベントでパワーダウンしてほとんど活躍しないため実質2試合)で離脱する日向はまだしも、翼は離脱イベントとなるイタリア戦を差し引いてもその間6試合もあり、日向不在の状況でエースストライカーにせざるを得ない。必然的に経験値がガッポリ入るので、それがまるまるパーというのは痛い。(*25)翼離脱が発生するイタリア戦から敵レベル53というインフレが起こるため(*26)、終盤のキツさに拍車をかけている。 そもそも主人公の翼の経験値が消滅するというのは予想できるわけもなく、原作ファンや前作までのプレイヤーほど引っかかりやすいトラップになっている。 後に日向は岬の経験値を引き継いで復帰、翼はその日向の経験値を引き継いで復帰する。つまり岬を徹底的に育てるのが最終的に三人全員のレベルを上げるお得な稼ぎとなる。 しかし、翼より1だけシュート力が低く必殺技のラインナップも一歩劣るように見える岬(*27)を翼と日向よりシュートさせるというプレイは前知識なしではやらないだろう。 ゲームバランス関連 必殺技の補正値が大きくなっているのか、特にディフェンスでほぼ一択になるほど一部の選択肢が強くなりすぎており、読み合いの要素が薄れている。 全日本では岬の「ムーンサルトパスカット」や次藤の「パワーブロック」が該当。敵がドリブルだろうとガンガン取れる。次藤は「パワータックル」もあるのだが本人のブロック能力の方がかなり高いため、パワータックルを選ぶ意味がなくなっている。 さらに仕様変更により、敵を囲んだ時の一人目の選手のタックルは相手が最初からパスを選んでいても必ず先に発動するようになった。日向や松山は必殺タックルで厄介なパス技相手でも発動前に取れてしまうことも多い。ステータス的にもこの二人でパスカットを選択することはないだろう。 敵では何と言ってもシェスターの「スパイラルパスカット」。パスはもちろん翼の最強シュート「ネオサイクロン」や日向の「ライトニングタイガー」を軽々とパスカットで奪ってしまうばかりか、「強引なドリブル」をもパスカットでかわしてボールを奪う。どこがパスカットだ。シェスターに接触した時点で、こちらがどの攻撃コマンドを選んでも全部スパイラルパスカットに負けるため、絶対に接触してはならない最強の守備要員になっている。 シュートやドリブルが弱いとゴールするのがかなり難しくなった。二軍選手も活躍しやすくなったとは言え、それは敵GKとの能力差で優位に立てるまでレベルアップしていることが前提である。 スルーは成功しにくくなっただけでなく、バランスを崩したり、倒れた時のGKの能力低下も前作までより緩やかになっており、こちらは弱体化しすぎの面もある。敵GKと能力差がありすぎるといくら必殺シュートを撃ってもパンチングされてしまうことがある。これにより主力以外でのゴールは結局困難のまま。 IIのGKを空中に誘い出してのスルーのような点の取りやすい方法がなくなり、弱い選手は主力に頼ってゴールを空にしてもらわないとなかなかゴールできない。 全日本の主力選手は最終盤でも何かしら活躍できるようになっているが、スタメンの中では新田のみ例外。ゲーム中盤までは日向不在もあり得点源として期待できるが、相変わらず終盤では点を取れない半端なシュート力で他の役割ができるわけでもないステータスと不遇な性能になっている。必殺技の追加も特になくシュート技2つのみ。 とはいえこれも一応原作通りで、大友中時代こそ森崎から1点、ザコGKから何点も奪っているがJrユースではシュートの試し打ち要員のような扱いにされ、ことごとくキャッチされる屈指のノーゴーラーストライカーの汚名をほしいままにしたので仕方ないといえば仕方ない(*28)。 ドイツ陣では冷遇されているマーガスとメッツァ。 マーガスは原作登場キャラクターでJrユース時代の全日本戦でシュナイダーの得点獲得に貢献しており、今作では彼も必殺技『ブラストヘッド』を習得している。 メッツァはIIから続投のオリジナルキャラで、必殺技『トップスピンパス』でドイツのゲームメイクを担当する。 が、シュナイダーは彼らの事には一切触れずイベント等も一切ない。汎用カットインなども用意されておらずオリジナルキャラの一人から主要人物に出世したカペロマンに比べ冷遇されている。 とは言え、どちらの必殺技も専用のものだったり、強さの面ではしっかりと存在感を示しているため埋もれてはいない。特にメッツァは確実に他の選手にボールが渡ってしまうのは厄介。こちらでいう早田のポジションである。 オールスターモードの人数がやや偏っている。公平な対戦は難しい。 VSより使える選手は増えているのだが、それでも使えるのは基本的に日本・ブラジル・ドイツのキャラで、あとは原作出身のキャラや新キャラが少数いる程度である。たとえ独自の必殺技を持っていても、使用できないキャラの方が多い。特に言わずと知られた日本最弱の代表GK森崎や、高い人気を誇るバビントン、本作では若島津と同等の能力を持つ優秀なGKであるレナート(*29)が使えないのはファンには少々残念。最終戦で苦戦させられたシェスターやマーガスもクリアしたプレイヤーは自分の手で使いたくなった事だろう。 DFがかなり少ない。ほとんどが日本の選手で、海外勢だけで組もうとすると1チームぶんに足りない。本職の海外DFはロブソン(イングランド)とディウセウ(ブラジル)の2人だけ。(*30)しかもディウセウは必殺ディフェンスがあるだけで守備関連ステータスはDFと思えないほど低い。ガルバン(アルゼンチン)、リブタ(オランダ)の名DF二人や、本来はMFだが『スパイラルパスカット』でDFとして大活躍できるであろうシェスター(ドイツ)が使えないのが痛い。 日本の正規DFは松山・石崎・次藤・早田の4人。海外勢と合わせて6人のため どちらかがDF4人のフォーメーションを使った時点でDFが足りなくなる。 ポジション適性がある必殺ディフェンス持ちを加えるとすると岬・日向・立花兄弟辺りをDFにするしかない。もしくは基礎能力の高く、原作のワールドユース編からDFにコンバートする三杉。 またVSでは1P対COM限定でできた、チーム単位での選択もできなくなっている。 選手選択時に能力を確認できないので選手の能力を知っているプレイヤーが圧倒的に有利。また必殺シュートは燃費が悪いので主人公や敵エースよりも必殺ディフェンスの使えるキャラクターを確保するのが重要である。 該当するのはディウセウ、松山、日向、岬、立花兄弟辺り。彼らは攻撃技も強力でいざという時は攻撃に参加できるのも大きい。 ただし立花兄弟は基本性能が非常に低く、守備だけでも二人取らないと真価を発揮できない。それを阻止するためにもう片方が取ってしまうと、両方のチームに必殺技の使えないお荷物ができてしまうことになる。ゴールを狙うならさらに次藤が必要。 キーパーの能力差も激しく、特にミューラーは本編のぶっ飛んだ基礎能力値でそのまま使える為(*31)、ミューラーを取ったほうが勝ちといわれるほど。そして選手は必ず1Pが先に選べる。(*32) もう1人の必殺なしGK若林は逆に1弱になっており、本編以上に悲惨。完全なる劣化ミューラーであり、本編での「若島津のガッツが切れたら出場」という存在意義も、必殺持ちキャラをスタメンと控え両方に置けるので…。 他にも翼のネオサイクロンが同レベル環境だと強すぎると言われたり、ガチで対人戦する場合は使用キャラや必殺技に制限を入れる必要がある。 まあ、あまり勝ち負けにこだわらないチーム編成でのプレイが一番楽しいかと。 相手のコントローラーを見ながらのプレイはタブー。 いくつかの対戦国について情報のミスや違和感のある描写がある。 ベルギーの国旗のデザインにミスがある。 ゲーム中では左から「黒→赤→黄」となっているが本当は「黒→黄→赤」。 韓国の選手の苗字が全て異なったものにされており何か無理のある感じを受ける。 イングランドの旗にユニオンジャックが使われている。この描写は『IV』でも修正されなかった。 そもそもイングランドとはイギリスそのものではなく、北アイルランド・スコットランド・ウェールズと共に連合王国イギリスを構成する国の一つである。サッカーにはイギリスとしての代表はなく、構成国それぞれの代表が個別に存在しており、イングランドの国旗は白地で赤い線が十字に交差しているものとなっている。 もっとも当時の日本はやっと翌年にサッカーのプロリーグ「Jリーグ」が開幕して、これから認知度がどんどん高まっていく時期で少年サッカー層にはキャプツバ人気だけが先行して高かった一面も濃かった。作中では他のイギリス構成国の代表は出てこなかったことや、日本の通俗上の慣例として「イングランド=イギリス」のように思われがちであることもあって、ゲームプレイヤー層ではそこまで気にされなかったのは不幸中の幸いではある(*33)。 オープニングの描写も細部に気になる点が見受けられる。 主要選手の活躍シーンのユニフォームは全日本で、プロフィール紹介時の一枚絵ではそれぞれ個別のユニフォームとなっている。しかし全日本のジャケットらしきものを着ている三杉を除き、この一枚絵のユニフォームは作中序盤の各所属チームとは違うものであり、ゲーム内には一切登場しない。 また、相手選手のユニフォームは白と黒のためストーリー的にもドイツに見えるが、袖のラインの色が青であるため、実際にはバイエルン(シュナイダーの所属チーム)のユニフォームである(*34)。 若林の所属チームのハンブルガーSVが"HAMBURGAR SV"と誤表記されている(正しくは"HAMBURGER")。 三杉は本来ポジションが表記される箇所に"COACH"(コーチ)としか書かれていない。 原作ジュニアユース編での描写を踏まえた設定と思われるが、ゲーム中では控え扱いではあるものの全日本の初戦から普通に出場可能なため、コーチ専任ではない。"MF/COACH"のようにポジションと役職を併記していれば違和感は無かったはずだが…。 総評 IIからのゲームバランス変更には賛否が出るかも知れないが、全体としてはよりシステムが整えられて遊びやすくなっており、演出やシナリオも完成度が高い。本作も良作に値する出来である。二人プレイで盛り上がれるというIIにはなかった評価点もあり、VSより対戦環境も整えやすい。「キャプテン翼シリーズで面白いのは?」と聞かれたら、間違いなくIIかIIIという答えが返ってくるだろう。 カルロス、コインブラも良いけど、やっぱり最強はシュナイダーであってほしいという無印原作ファンにお勧めの一本。ストーリー的にも前作を知っていなくてもある程度遊べる作品なのでテクモ版キャプテン翼の入門編としても最適。 その後の展開 1993年4月に続編『キャプテン翼IV プロのライバルたち』が同じくスーパーファミコンで発売。 本作のシステムを受け継ぎつつ、ストーリーをより広げ、マルチストーリー化した発展形…のはずだが、ストーリー面ではオールモブチームとの戦いがムダに多かったりと冗長気味な一面があり、同時にグラフィックやサウンドの劣化、更にはゲームバランスの上で致命的な「浮き球バグ」により期待を大幅に裏切る結果となった。 原作要素として若林がペナルティエリア外からのシュートに対しては強烈な補正が入りほぼ鉄板なほどのセービング力を発揮する「G・S・G・Kのスーパーディフェンス」が導入されている。 余談 前述のフランスGKアモロといえば、原作では「ボールを弾くどころか触れることすらできずに終わった」=「森崎をも上回るザルキーパー」として有名で、こんな男がシリーズ通してフランスの正GKに収まっていた。しかし、本作ではフランスのクラブチーム(岬のエピソード)を使う機会がありシャンゼリゼのジュスト、モンマルトルのティボーというフランス人キーパーが登場するのだが、二人ともアモロより基礎能力が低い。つまりアモロのような男でもちゃんとフランス最強のGK(*35)ということが証明された。 同時に最強でも森崎以下というフランスの深刻なGK事情が垣間見えることに… 『V』のサンパウロの控えにもジュストという名のフィールドプレイヤーが存在するが、あまりのザルっぷりにキーパーからコンバートさせられたか、元々キーパーじゃなかったがシャンゼリゼでは他にいないからシブシブやらされていた同一人物なのかは不明。 上述の通り本作初登場のラムカーネの後半が半分を切ると陥る状態「必殺技を使っても普通のシュートすらはじくことさえロクにできなくなる」は普通に考えれば もう動くことすらできないのかと思えるほど とんでもない異常事態である。そんな彼も「重度の心臓病でも抱えているのだろうか?」「もはや心臓病以上」などよくネタにされる。 また、そんな状態でありながらベルギーの監督が控えのキーパーと交代させず、平然と最後まで出場させ続けていることも「控えにろくなキーパーがいないのか?」などと突っ込まれる。これは次作『IV』で所属しているモスクワ(クラブチーム)でも同じ(*36)。 必殺技のシャドーシールドがゲルティスのダークイリュージョンに似通っていることから、両者がなんらかの関係者なのではないかとする意見もある。 『IV』の攻略本では同作初登場のシューマッハを加えた3名が幻影ミラクル型なる仰々しい名前のタイプに分類されていた。 ドイツ戦で石崎にボールが渡るとミハエルから「必殺シュートを撃て!」と言われるイベントが発生する。しかしアドバイス通りに石崎が必殺シュートを撃ってもあっさりと止められてしまう。 石崎とミハエルと因縁を踏まえた盛り上がる展開なのだが、ゲーム上では単なる罠イベントになってしまっている。確実に1点入るかシュートの威力に補正が入るはずだったのだろうか。 マンチェスターのチームフラッグがなぜかルーマニア国旗やチャド国旗と同じデザイン(左から青→黄→赤)になっている。これは『IV』でもそのまま(*37)。 携帯サイトのテクモのメロディにて1・2と同様に3のBGMが着信メロで配信されていた。しかしテクモがコーエーと合併したことによりサイトがコーエーテクモセレクションに移行。その際に3の着メロのみが何故か削除されてしまっているため現在はDLできなくなっている。
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/23502.html
登録日:2011/09/26 Mon 22 36 01 更新日:2024/08/15 Thu 14 04 24 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Yahoo!モバゲー mobage よろしくな! アプリ ガチャ キャプテン翼 キャプテン翼〜つくろうドリームチーム〜 ゲーム 翼くんや岬くんなど憧れの選手を集めて、あなただけのドリームチームを作ろう! アニオタ「よし、早速ガチャで選手を揃えるか」 ガチャ― 「よろしくな!」 キャプテン翼〜つくろうドリームチーム〜とはニコニコアプリをはじめ、Yahoo!モバゲー、mobageにて配信されているゲームである。 <流れ> どの配信先も基本的にはオリジナルのチームを作り、試合に勝ってシナリオを進めていくというもの。 シナリオは中学生編に準拠していて、翼くん率いる南葛中や日向くん率いる東邦学園といった各強豪校との対戦をしてその後、シュナイダーやピエールといった世界のライバル達と戦っていく。 それ以外にも限定の選手カードなどアイテムが手に手に入る(課金促進)イベントが定期的に行われ、各プレイヤーは自分のチームを強くするのに没頭していく。 <選手ガチャ> 各シリーズで何よりも重要なのが選手の入手方であり、プレイヤーが絶望するのも大抵ココである。 ログインすることで1日1回無料のガチャもあるが、大抵は「よろしくな!」とコアな読者でさえ「こんな奴原作にいた?」と疑ってしまうようなモブしか出ない。(mobage版はいくらかマシだけど) それで満足出来ないプレイヤーは課金するなどでレアカードが確定しているレアカードガチャを引く。 「よし、これで翼や若林をゲットしてやる…」と躍起になりガチャってみても、 浦辺「ゲームメイクは俺に任せろ」 石田「テクニックには自信あるぜ」 …いや確かにレアなんだけどね。 一応はブロンズ(ノーマル)のモブよりはステータスが高いから序盤こそ使えるけど「金払ってこれかよ!?」と不満を抱かずにはいられないこともしばしば。 ガチャでどんな選手を引くかは言うまでもなく重要で、ここでGKの主要キャラが来てくれると、チーム設定が幾分か楽。(FWやMFの主要キャラはどこのチームにも多いけど、GKやDFは少ないため) もちろん、森崎でも輝ける! …多分。 尚、ある条件をクリアすれば課金しなくてもレアカードが手に入るシークレットガチャを引くことが可能で、非常にレアリティは高いカードが手に入るチャンスもある。 追記・修正よろしくな! △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 森崎の扱いが案の定 -- 名無しさん (2014-03-22 07 52 28) よろしくな!オールスターズ -- 名無しさん (2024-05-09 20 35 51) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/allgames/pages/548.html
攻略サイト集 キャプテン翼J攻略サイト ゲームシステム、攻略のコツなどがあります。
https://w.atwiki.jp/retrogamewiki/pages/5722.html
今日 - 合計 - キャプテン翼V 覇者の称号カンピオーネの攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 16時03分31秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/45788.html
登録日:2020/08/10(月) 23 05 48 更新日:2024/08/15 Thu 14 34 45 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 GK IIIでは優秀 どうしてこうなった なんだよこの展開… カナリア軍団 キャプテン翼 サッカー サンパウロ セレソン テクモ版キャプテン翼 ブラジル ブラジルの森崎 ポストの方がまだマシだぜ レナート レナート君だから取れな~い 優秀なGK 優秀なGK(笑) 設定上では優秀 雑魚まっしぐら 概要 「II」での活躍 「III」での活躍 「IV」での活躍 「V」での活躍 概要 テクモ版キャプテン翼の登場人物。「II」から「V」まで登場。 ポジションはGK。国籍はブラジル。所属クラブチームはサンパウロ(「II」~「V」)。 ヘルナンデスの色違いである。 「I」のエンディング後にブラジルに渡った翼がサンパウロに加入した事で、「II」からサンパウロを操作して試合をする機会が多くなるのだが、その大半において彼がGKを務める事になる。 「II」から「V」まで一貫してサンパウロに所属し続けているのだが、これは彼とジウの2人だけである。作中では特に描写は無いが翼とは結構仲が良いらしい。 また「II」から登場したオリジナルキャラの中で選手として「V」まで続投しているのは、彼とジウとゲルティスの3人だけである。(*1) ブラジルの代表選抜の最終候補に、毎回のように最後まで名前が残り続ける程の優秀なGKなのだが、残念な事に後一歩の所で代表入りを逃し続けてしまっている可哀想な人。 しかし「IV」ではルート次第では、控えGKではあるが南米選手権において念願の代表入りを果たす。 …このように、「設定上では」優秀なGKという事に…なってはいるのだが…。 「II」での活躍 レナート君、鋭いパンチング!!だが、届かない!! 決まったーーーーーゴーーーール!! 敵の9番のボレーシュートが、サンパウロゴールに突き刺さりましたーーーーーー!! これは「II」で割と目にする光景。 そう、確かに彼は「設定上では」優秀なGKなのだが、実際に試合をしてみると敵の9番とかいうモブキャラのシュートでさえも、まともに止める事が出来ないのだ。 いくらこっちが翼のドライブシュートで得点を量産しようが、対戦相手にも同じように得点を量産されてしまうので、大抵の試合では冗談抜きで点の奪い合いになってしまう。 一応数値上では森崎よりは優秀なのだが、正直あまり大差は無い。 それでもレベルが上がればモブのシュートなら止められる事があるのだが、カルロスのミラージュシュートとかザガロのダブルイールとか撃たれよう物なら、もう本当にどうしようもない。 そしてリオカップでは初戦を除いて全ての試合で必殺シュートを持つ敵がいるので、頻繁に彼が必殺シュートで宙を舞う姿を見せられることになる。 先発メンバー全員が必殺技を持っている全日本との試合では、彼など存在しないも同然である。 これによってプレイヤーたちに付けられたあだ名が「ブラジルの森崎」。 おまけに作中で新聞記者たちから「ブラジルには優秀なGKが居ないぞ」とか言われる始末だし。 このように作中での彼は、あまりにも扱いが酷過ぎるのだが、それでも続編では…。 「III」での活躍 カルロス「いくぜ!!ミラージュシュートだ!!」 レナート君、鋭いパンチング!! 辛うじて弾いた!!こぼれ球になったーーーーー!! これは「III」で割と目にする光景。 前作と違い数値上では非常に優秀であり、何と若島津とほぼ互角である。 モブのシュートならほとんどシャットアウトし、必殺シュートでさえも結構な確率で止めてくれる。 名実共に正真正銘、 「代表選抜の最終候補に毎回残り続ける優秀なGK」 に恥じない活躍を見せてくれるようになった。 ただしこれ程の優秀なGKであるにもかかわらず、彼を…というかサンパウロを操作する機会があるのは、たったの3試合のみ。 残念ながらオールスターモードでも使用不可。 この強さを前作でも見せてくれよ…。 「IV」での活躍 再びザルキーパーに逆戻りしてしまった。 翼、ジウと共に念願のプロ入りを果たし、正GKバモラの負傷により即座に試合に出場する事になるのだが…やっぱりモブのシュートさえも止められない。プロに入ったために周囲全体が強敵ばかりになってしまったという事なのだろうか。 しかもルートによっては正GKバモラが怪我から復帰し、彼は控えに回されてしまう事に。 一応ルートによってはメオンと共にブラジル代表のGKとして選抜され、南米選手権に出場する事になるのだが、どう考えてもブラガンチーノの優秀なGKであるタファエルを選ぶべきだと思うんだが…。 え?ゲルティスはどうしたって?彼は普段はヨーロッパでプレーしてるからね。 本作においての彼を象徴している…というかネタと化してしまっているのが、ゲーム開始直後のパイサンドウ戦で失点した際(*2)のストラットとのやり取りだろう。 ストラット「何だ、貴様!ゴールに突っ立ってるだけでキーパーをやろうってか!?ポストの方がまだマシだぜ!!」 レナート「なにィ!?」 …あながち間違ってない(シュートを撃たれたらレナートではほとんど止められないが、ポストに当たれば止められる)。 こんな雑魚まっしぐらの彼ではあるが、それでも本作には「レベル変動制」という独特のシステムがある。 幾らレナートより優秀だからと言ってメオンやバモラばかり使ってしまうと、彼らのレベルばかりが突出してしまい、その分だけ敵が余計に強くなって痛い目を見る事になってしまうのだ。 なのでメオンやバモラだけではなく彼も適度に使って、選手全員のレベルを調整してやらないといけないので、控えに回っても彼の出番が全く無くなる訳では無い。 …活躍出来るのかどうかは、また別の話ではあるのだが…。 「V」での活躍 遂に顔グラフィックが与えられた(*3)。能力的にも悪くは無い。 ただし本作ではサンパウロに正GKバモラが復帰しており、彼は控えGKに回されてしまっている。 おまけにストーリーモードでサンパウロを操作する機会は、たったの1試合のみ。 余程の縛りプレイでもするか、バモラのガッツが尽きてしまったとかでもない限り、彼を使用する機会はまず無いだろう。あまりにも不憫…。 ストラット「何だ貴様ら!!PCの前に突っ立ってるだけで追記、修正でもしようってのか!?冥殿の方がまだマシだぜ!!」 アニヲタたち「「「「「なにィ!?」」」」」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] それでもブルノに比べれば・・・・・・翼と一緒にレッチェに来て欲しかったぜ。 -- 名無しさん (2020-08-10 23 18 10) ゲームバランス上、味方キャラは弱体化させられる運命にあるからなあ。 -- 名無しさん (2020-08-10 23 19 54) ブラジルは強豪のはずなのにこのステータスは酷すぎだけどな。それともゲームではブラジルは弱小なのか? -- 名無しさん (2020-08-11 00 20 33) 何度も負けるの前提でのゲームバランスだからしょうがないよ。作品によっては若林ですらザルだし。個人的にはジウとともに最後まで残ってくれたから好き -- 名無しさん (2020-08-11 00 31 39) 2であんなヘタレだったレナートが3ではカルロスの分身ドリブルやミラージュシュートを -- 名無しさん (2020-08-11 14 56 55) 2では森崎よりステータスが1高いだけのヘタレだが、3では一転してユースチーム指折りのGKに。プロ入りした4で再びザコ化したが、5では有能とまでは行かなくてもそこそこのGKに・・・。作中では描かれないが努力家なんだろうな。 -- 名無しさん (2020-08-11 15 08 05) 2は、レナート:モブのシュートなら防ぐ 森崎:モブのシュートでも入る って印象だったけどそうでもなかったっけ? -- 名無しさん (2020-08-11 18 18 11) ↑2のレナートはそこまでザルな印象はなかったけど…… -- 名無しさん (2020-08-11 22 49 21) 2のレナートは確かに弱かったが、相手も強敵揃いな上にラストマッチが全日本だったという事は差し引いて考えなければいけない -- 名無しさん (2020-08-11 23 12 56) レナートはコーチングでDFを使ってパスコースを狭め、ポジショニングでシュートコースを狭めて攻撃を止めるGKなんだよ。身体能力は知らない。 -- 名無しさん (2021-01-02 04 12 53) だがDF全員が吹き飛ばされ、GKも吹き飛ばされる必殺シュートの前には…… って、そんなシュートが来たらどんな守備陣でもどうしようも無いな。全日本守備陣&若林がそれを証明している。 -- 名無しさん (2021-01-05 23 29 12) まぁ、一発屋のジャイッチやラシンとかや最終作でリストラのルーやラムカーネに比べれば恵まれているかも… -- 名無しさん (2021-01-19 17 12 48) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/255.html
キャプテン翼III 皇帝の挑戦 機種:SFC 作曲者:半井香織、茂野理香、新井理生 前作曲の編曲者:山岸継司、半井香織、茂野理香、新井理生 効果音作成:宮崎博、山岸継司、新田竜一 発売元:テクモ 発売日:1992/7/17 概要 テクモ版キャプ翼のナンバリング3作目。 『II』の後日談で東西統一後のドイツ主催のユニバーサルユースを巡る物語。 ハードがスーファミになりグラフィック・演出が強化されており、BGM・オリジナルストーリーの評価も高い。 スタッフロールのサウンド担当の名前が全員ニックネームなので誰なのかが分かりにくい。以下内訳。 SHAKE KEIJIN=山岸継司、KAJIYA SHITAMACHI=新田竜一、MACHINE RIO=新井理生、RIKARIN DATE=茂野理香、KAORIN KYU=半井香織 サウンドモードの入り方:タイトル画面で翼が振り向いたら1PコントローラーのX・L・Rボタンを同時に押す。 (前作:II スーパーストライカー 次作:IV プロのライバルたち) 収録曲(サウンドモード順) 曲名 作曲者 補足 順位 ぜんにほんユース 0 新井理生 ユニバーサルユース本戦 ぜんにほんユース 1 ユニバーサルユース予選 てきチーム ほんせんへん 新井理生 第5回916位レース・スポーツ245位 てきチーム よせんへん てきチーム ドイツ 新井理生 第2回214位第3回240位第5回473位第7回945位SFC180位ラストバトル134位レース・スポーツ18位 てきチーム えんせいへん ぜんにほんユース えんせいへん てきチーム ブラジル かいがい しゅぎょうへん ぜんにほんユース けっしょう 第14回687位1990年代273位 てきチーム しゅぎょうへん サンパウロFC てきチーム アルゼンチン 第4回531位レース・スポーツ165位 しあいしゅうりょう 5ふんまえ PKせん 山岸継司(前半部分)新井理生(後半部分) みかたチーム ゴールイン 新井理生 てきチーム ゴールイン はんそく 新井理生 しあいまえBGM その1 新井理生 ミーティング ふあん せまりくるドイツのかげ 新井理生 しあいごBGM つばさ とうじょう 新井理生 ショック 新井理生 せんしゅ にゅうじょう けっしょうせん まえ ゆうしょう エンディング エンディング183位 ハーフタイム さなえのテーマ しあいまえBGM その2 チャーリーのテーマ オープニング オープニング212位 サウンドトラック スーパーファミコンマガジン1992年VOL.4特別付録 「BGM 1」「BGM 2」「ハーフタイム」「BGM 3」「BGM 4」の5曲を収録。
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/527.html
【ゲーム】キャプテン翼2(FC) 【作者名】噛みうp主 【完成度】完結(08/05/24~08/06/28) 【動画数】45 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/6819965 【備考】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/1927.html
【ゲーム】キャプテン翼4(SFC) 【作者名】噛みうp主 【完成度】(08/11/17~09/2/22) 【動画数】69(35+34) 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/9415894 【備考】 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/niconicojikyouplay/pages/2337.html
【ゲーム】キャプテン翼5(SFC) 【作者名】噛みうp主 【完成度】(09/3/31~09/5/22) 【動画数】53 【part1へのリンク】 【マイリストへのリンク】http //www.nicovideo.jp/mylist/11779015 【備考】 名前 コメント